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2022.12.07

アマゾンを第二の売上の柱に! 初心者でもわかるアマゾン売上拡大ロードマップ

アマゾンを第二の売上の柱に! 初心者でもわかるアマゾン売上拡大ロードマップ

皆様、こんにちは!船井総合研究所の平坂です。

Amazonに関してどうお考えでしょうか?

本日はタイトルにもある第二の売上柱にAmazonを選ぶべき理由をお伝えしたいと思います。

Amazon出品において、以下のお悩みはございませんか?

「新規商品は行ったが思うように売れない」
「出品したいけど、どのように売り始めたよいかわからない」
「Amazonは出品者数が多すぎて、今から参入しても儲かるのか」

とりあえず新規出品はしたものの、検索結果では多くの商品に埋もれてしまい売上が拡大しない。というような経験もあるかとおもいます。

このように、Amazonの新規出店・活性化についての相談を良くいただくことがございます。

今回の研究会では、上記のような苦い経験をされた方、また新規出品に対して不安がある方向けに、Amazonで売上を着実に拡大出来るロードマップを解説いたします。

まずアマゾン未参入の方へアマゾン参入するべき4つの理由を説明します。既にセラーの方に関しては再度Amazon参入のメリットを思い返していただければと思います。

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アマゾンに参入するべき4つの理由

①Amazon出品の費用が安い

Amazonの出品方法は小口出品と大口出品の2つの出品方法があります。1点売れるごとに100円の基本成約料が発生する小口出品、月4,500円の費用はかかりますが、基本成約料が無料の大口出品があります。単純計算で、50点以上の商品を売るのであれば、大口出品だとお得になります。大口出品にするメリットは他にもあり、ショッピングカート獲得資格が得られる、出品社独自の配送料の設定が出来る、ユーザーの支払い方法の幅が広がる、Amazonカタログにはない商品の新規登録が出来る、などが挙げられます。ちなみに、楽天市場に出品する場合は、一番安いプランでも月額19,500円かかるので、Amazonがいかにお得かがわかりますね。

②出品アカウントの登録が簡単

出品用の「セラーアカウント」を登録する必要があります。登録審査はとても簡単で以下の書類を申請すれば完了です。申請は約3日程で完了します。
・行政機関発行の顔写真付きの身分証明書(例:パスポートや運転免許証等)
・過去180日以内に発行された取引明細書(例:ガス・電気・水道料金等の請求書)
・ビジネス用のEメールアドレスまたは既存のAmazonアカウント
・電話番号
・有効なクレジットカード
・銀行口座番号(Amazonから売上金を受け取る口座)

③FBAが利用できる

FBA(Fulfillment By Amazon)は、24時間・年中無休稼働しているAmazonの倉庫に商品を保管し、注文後の梱包や発送、また返品などをAmazon代行してもらえるサービスです。Amazonで売れた商品を貴社で発送することも可能です。しかし、FBAを利用することで発送業務をする必要がなくなり、在庫保管スペースや配送業務にかかるコストをカットすることが出来ます。また、FBAはAmazonPrime対象商品になるため(大口出品者も可能)、お客様の利便性を向上し売上のアップに繋がります。FBAの費用は重量と寸法で変動します。費用は公式ページからご確認ください。(https://sell.amazon.co.jp/pricing?ref_=asjp_soa_rd&)

④圧倒的な集客力

Amazonの月間利用者数は5,370万人になり、日本の人口の約40%が利用しているという計算になります。アマゾンへ出品することでこれだけの数のエンドユーザーに商品を訴求できるのは、とても魅力的ですね。

参考サイト:https://ecnomikata.com/ecnews/30766/

着実に確実に売上を伸ばすロードマップとは

Amazonで着実に確実に売上を伸ばすためには、最低限の情報しかない商品詳細、自動で流すだけの広告、またこのように何も対策が出来ていない状態でセールを行っても、劇的に売上を伸ばすことは難しいと思います。そこで、初心者でもわかる、売上拡大のロードマップを解説させていただきたいと思います。

Step1:商品選定(市場調査)と商品登録

まずは商品選定。売りたい商品を売る!ではなく、しっかり市場調査をし、ニッチで競合がいない(少ない)商品から出品を始めることをおすすめします。

商品選定のための対策1: ブランド分析

ブランド登録をすることでブランド分析の機能が使用できるようになります。ブランド分析では、マーケットにおける重要KWの洗い出し、競合ASIN・競合ブランドの把握、トレンド商品・シーズナル商品の上昇のタイミングの把握、などが出来ます。

商品選定のための対策2:上位競合100商品の徹底調査

出品を検討している商品カテゴリランキング100までの競合商品のスペックを徹底的に分析する方法になります。競合他社のスペックをExcelやスプレッドシートにとにかく書き出しましょう。他社商品と比較し、貴社商品にしかない、また少しでも優れた特徴があれば、それが参入すべき商品です。いきなりレッドオーシャンに飛び込むのではなく、ニッチから攻めるのがAmazon成功の秘訣です。

商品登録

商品が決まれば、次は商品登録です。商品登録には、タイトル、商品説明の箇条書き、商品写真、などがあります。ここは閲覧者からみるとファーストビューになるコンテンツとなり、魅力的なコンテンツを作りこまないと離脱を招きます。コンテンツ作成において、まずはAmazonのルールを理解すること。次に、一目で魅力的に「この商品いいな!」と伝える内容のコンテンツを作ることが必要になります。

Step2:売れる商品ページの作り方

商品ページの土台が出来たら、次は少しステップアップ。ここでコンテンツ対策が出来ていない他社と差別化を図るポイントとなります。

バリエーション作成

バリエーションを組むことで、それぞれ別々の商品を1つの商品にまとめ、お客様がカラーやサイズを探しやすくすることが出来ます。商品の選択肢が広がるためお客様の商品ページの滞在時間が増えるため、転換率向上に繋がり、また各ASINに不随している商品レビューが合算して表示されるため、とても魅力的なAmazon機能の一つです。

A+作成

A+とは商品詳細ページで訴求できなかった商品の魅力やブランド説明をWebページのように表示することが出来ることです。文字装飾や画像追加などで商品のこだわりを追加出来きるのでSEO対策になり、また商品説明やブランド説明を充実させることで、成約率の改善に繋げることができます。A+作成時に意識していただきたいのが、コンテンツにストーリ性を持たせるということです。購入するべき理由から購入後のお悩み改善まで網羅しているコンテンツ作成が理想です。

レビューを活かしたコンテンツ作り

購入者から寄せられる商品レビューには商品詳細ページに活かせるポイントが盛り込まれております。購入者の不満の声や疑問点を把握し、商品詳細ページやA+にその解決方法を記載することで、転換率の向上、問い合わせ数の削減、また低評価のレビュー数の削減が見込めます。

Step3:マーケットでの認知度を上げ売上獲得

広告やセールを打つのは、上記2ステップで「売れる」ページが完成したあとになります。

セール施策

セールには2つ種類があり、プライムセールなど季節・期間限定のものと、いつでも実施できるタイムセールや数量限定セールなどがございます。セールをすることは、売上改善→ランキング順位改善、になり、セール後も上位に表示されやすい環境を継続できるようになります。

広告

アマゾンの広告の中で一番実践しやすい広告であるスポンサー広告をご紹介します。スポンサー広告にはオート(自動)とマニュアル(手動)の2種類があります。日々のご支援の中で、オート(自動)運用でAmazonに広告運営を任せきりで、効果検証が実際出来ていないというお声をいただくことがあります。効率的な運営方法を紹介すると、オート(自動)で購入に至ったキーワードをマニュアル(手動)で運営していくという方法があります。売れるキーワードに予算をかけることで広告の生産性を上げることが出来るでしょう。

レビュー獲得

すでにご存じでしょうが、レビュー数は売上に直接関わってきます。いかに数多く質の良いレビューを獲得できるかが、Amazon売上拡大に欠かせない対策の1つになります。レビュー促進として方法は2つございます。1つめは、無料でできる「レビューをリクエストする」です。Amazonのセラーポータルからワンクリックで購入者へレビューを依頼することが可能です。2つめは、有料のAmazon Vineというプログラムで、Amazonに招待された商品レビュアーに出品者が無料サンプルを提供しレビューを投稿してもらう仕組みになっております。ただ商品レビューが上がってくるのを待つだけでなく、自発的にレビューは獲得していくようにしましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございます。Amazon対策に関しては必要最低限の情報をお伝えいたしましたが、他にもたくさん無料で実践出来る対策や成功事例などがございます。ご興味があるかたはぜひ経営相談にお申込みください。

 

初心者でもわかるアマゾン売上拡大ロードマップが学べます!

https://subsc.funaisoken.co.jp/subsc/

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