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2022.05.23

(必見!ECビジネス参入動向)2022年上期ECビジネス参入動向レポート(VOL.1)

(必見!ECビジネス参入動向)2022年上期ECビジネス参入動向レポート(VOL.1)

ECってどうなのかな?自社にはハードルが高い…
商品に自信がない、または商材にあてがない…
任せる人がいない…参入コストってどれくらい?
などなど
新しい事業やテーマを始める際にはみなさま不安になることが多く出てくるかと思います。

今日はこのようなお悩みやお考えをお持ちのかたへ
特に読んでいただきたい内容になっております。

ECビジネスの直近の状況感

EC業界の時流をみてみると、コロナ禍以降、さまざまな業界でDXやデジタルなどの新しい働き方や商習慣が生まれてくる中で、ECに関する関心度も高まってきており、消費者側、企業側両方からの供給とニーズの全体値が高まってきています。

実際にすでにコロナ禍前からECに参入されていたクライアントは商材などにもよりますが、(レジャーやトラベル関連のECなどは除く)おおむねコロナ前と現在では120%‐180%の間で業績を伸ばされております。
直近では海外情勢の影響で原価高騰や資材手配など一部商材では在庫手配が難しいものも出てきてはおりますが、おおむねこのような状況で、既存企業はコロナ影響はプラス要因になっております。

一方新規参入者のトレンドも高まりをみせています。
弊社の開催するEC関連のセミナーでは、これまでの平均値に比べて10倍以上のご参加をいただいており、個別のご相談も1か月で100社程度のお申込みをいただいております。

▽ 参入検討企業の特徴

EC業界の時流をみてみると、コロナ禍以降、さまざまな業界でDXやデジタルなどの新しい働き方や商習慣が生まれてくる中で、ECに関する関心度も高まってきており、消費者側、企業側両方からの供給とニーズの全体値が高まってきています。

実際にすでにコロナ禍前からECに参入されていたクライアントは商材などにもよりますが、(レジャーやトラベル関連のECなどは除く)おおむねコロナ前と現在では120%‐180%の間で業績を伸ばされております。
直近では海外情勢の影響で原価高騰や資材手配など一部商材では在庫手配が難しいものも出てきてはおりますが、おおむねこのような状況で、既存企業はコロナ影響はプラス要因になっております。

一方新規参入者のトレンドも高まりをみせています。
弊社の開催するEC関連のセミナーでは、これまでの平均値に比べて10倍以上のご参加をいただいており、個別のご相談も1か月で100社程度のお申込みをいただいております。

▽ 商材に関して

次にEC販売を検討されている会社さまの商材をみてみると、あまり特徴や共通性はなく、自社商品をどうECで販売していくべきか?商品がないけどECで販売したい場合、どのような商材や仕入れルートがあるのかといったご相談を多くお受けします。

E C向きの商材とは、ひとことで指すことは若干難しいのですが、基本的な考えは
① 年間購買単価(LTV)が高い≒年間複数回の購買が見込める
②  商品粗利が50%前後である
③ 市場( マーケット性)が存在する
ということです。

よくあるケースが、店舗や既存のEC以外の販路で売れない自社の思想だけで考えた商品をECで販売したい!というケースです。

このようなご相談は、特に③において不明瞭であり、ECに参入されてもご満足のいく成果につながらない可能性があります。

手持ちの商材やお付き合いの範囲で商品が見つからないない場合でもEC参入を進めることはできます。

商品の確保方法は大きく分けて3種類あり、

① OEM(ODM)で製造プロセスは別会社(工場)に委託し、商品企画などだけ自社で進めていく【新品販売】
② 会社で古物商許可証を取り中古品販売を行う【中古販売】
③ 新品商品を小売店で購入しレンタルサービスとして提供する【レンタルサービス】

の3つになります。

EC参入においてどのような業種群であっても参入自体はできますが、それぞれ勘所(外してはいけない箇所)は存在します。

①のOEMに関しての重要なポイントは、初回ロッド数になります。OEM会社と商品詳細によっても変わってきますが
、初回から大量在庫を抱えるのはどれくらい市場調査をしたとしてもリスクになります。
ですので、なるべく小さいロッド(理想は100個)でかつ販売粗利で75%を狙えるものを探すことが理想です。

②に関しては、商品調達を自社で買取サービス運営し商品を集めていくか、古物をメインとした市場で買い付けを行ってくるのか等商品調達方法に関してクリアにしていかなければなりません。

③に関しては調達自体はそれほど難易度が高くないのですがレンタル需要の高い商材では競合他社の具合、商品の盗品リスクや故障(欠損)リスク等を加味したうえで商材選定をすることが必要になってまいります。

これらのケースでもそれぞれお取組み事例や成功事例、またここを間違えて苦労したなど各社ごとの事例などもあります。さらに成功事例が聞きたい、EC参入を検討している、ご興味があるという方はぜひ経営相談にお申込みください。

次回私の担当コラムでは財務面等にも触れていきたいと思いますので、引き続きどうぞご愛読ください!

EC事業の業績UP最新ノウハウが聞ける!

https://subsc.funaisoken.co.jp/subsc/
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初回のお試し参加は無料になっております。
EC事業に参入している企業はもちろん、これから参入していく会社さまにもぜひ知っていただきたい内容になっておりますので、お試し参加をご希望の方はお申し込みくださいませ!

開催日時:8月3日(水)13:00~16:30
会場:zoomにて開催
料金:初回お試しの方は無料

著者情報

日坂 大起

株式会社船井総合研究所
ECソリューションユニット マネージャー

日坂 大起Daiki Hisaka

入社以来BtoC領域の店舗開発/ECデジタルマーケティング支援に従事。
WEB・デジタルの領域だけの提案にとどまらず小売業やメーカーに対しての店舗の支援や商品づくりや価格帯調査、在庫改善等一貫したコンサルティングを手掛けている。
・2021年1月よりECグループ、2021年7月にEC部門の責任者に就任。
・2014年 関西学院大学卒業後、船井総合研究所に入社しアパレル領域のコンサルティングを担当
・2015年 高単価商材(呉服・宝石等)のマーケティングコンサルティングに従事
・2016年 歴代最年少で管理職に昇格、アパレル領域以外に中古ビジネスのコンサルティングを担当
・2018年 BtoCの小売業分野のコンサルティング全般を担当
・2019年 ビューティビジネス分野の統括責任者に昇格しBtoCのサービス業を含めた領域のコンサルティングを経験
・2021年 現職になるECグループに社内移籍しBtoB/BtoC分野での大手中堅を含む案件のPJ責任者として店舗開発やDX領域のコンサルティングに従事している

・EC経営フォーラム