いつもEC経営.メルマガをお読みいただき誠にありがとうございます。
本日は在庫を持つ企業に必見のデータドリブン経営セミナーのご案内です。
「データドリブン経営」というキーワードをご存じでしょうか?簡単に説明すると「勘や経験に頼るのではなく、データに基づいた意思決定を重視する経営」を指しますが、近年その重要性は更に増しています。
特に、商品を仕入れて(又は開発して)、店舗及びECサイトで販売をしている企業様にとって、データドリブン経営の実践は喫緊の重要テーマになっています。なぜなら従来と異なり、現代の顧客の購買行動はリアルとネットが複雑に絡んでいるため、「リアル店舗とECサイトでのデータ連携」や「SNS履歴と会員データの連携による顧客ニーズ特定」などが、業績アップのためのポイントになっているからです。
こうした、「ネットとリアルの融合」、「SNSや購買履歴をつなげた上での顧客ニーズ分析」等ができる会社のみが、競合他社を“出し抜いて”高い売上を上げることができている、と言えるでしょう。
一方、こうした複数のチャネルから情報を集約、分析の上意思決定を行う「データドリブン経営」を、適切に実践できている企業様は非常に少ないのが実情です。
私たちは経営コンサルタントして、数多くの企業様の現場に訪問していますが、ヒアリングをしていくと、以下のようなお悩みの声をよくいただきます。
「データ分析が重要なのは理解していますが、今のシステムでは精度に限界が…」
「分析精度を高めようとすると、大幅なシステム投資が必要になるので…」
「システム開発を外注していますが、どうも現場感のないシステムで使えなくて…」
結論から申し上げますと、実はこうしたお悩みは、全て解決可能です。
その理由と効果について、以下に解説をさせていただきます。
▶知っている人は知っている=①大型投資なく、データドリブン経営は実践可能
経営の基幹システムにはタッチせずとも、BIツールを活用することで、データドリブン経営は実践可能です。以下に船井総研がご支援先に提供したBIツールのイメージ図を掲載しますが、弊社では様々な小売業様に、セルフBI・パワーBIのツールを使いながら「このデータを見える化すれば、勘と経験に頼った意思決定よりも精度の高い意思決定ができる」という材料提供をしてまいりました。
貴社に蓄積されている元データさえあれば、以下のようなテンプレートにデータを流し込むだけで、すぐにデータドリブン経営のために肝となる「情報の見える化」は、ローコストで実現可能です。
▶知っている人は知っている=②データ分析の担当者は、意外と短期間で育てられる
先に紹介した「BIツールを使ったデータの見える化」体制が整えさえすれば、データ分析を行う担当者は、短期間で育成可能です。実はここが最大のポイントで、データドリブン経営を真に実効するためには、「ビジネスを理解している社内人材が、BIツールを使いこなして、データを読み解いて現場改善を繰り返していくこと」にあります。
こうした「現場レベルでのデータを軸としたPDCAサイクル」が回ることが、「データドリブン経営の実践」へとつながっていくのです。
※データを集めてから活用し。顧客提供サービスへの反映までのイメージ図
以上、データドリブン経営は、実は「低投資」且つ「社内人材でも実践可能」という点を整理させていただきましたが、この「知っている人は知っている事実」はまだまだ普及しておらず「データドリブン経営には多大な投資がかかる」というあやまった認識のもと
・改善できる課題を放置して、機会ロスを生み続けてしまう…
・効果の低いシステム投資をしてしまう…
といった企業様も少なくありません。
今後、小売業様を取り巻く環境として、「ネットとリアル店舗の融合」や「EC売上比率の向上」等、ますますデータ分析の重要性は高まっていく中で、私たちとしては1社でも多くの企業様に、1日でも早く成功をつかみ取ってほしい、と考えております。
本メルマガでは、データドリブン経営のポイントの一部を掲載させていただきましたが、更に詳しく解説をさせていただくWEBセミナーをこの度企画させていただく運びとなりました。
”在庫”起点データドリブン経営で、高収益化!手法公開セミナー開催!
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/093368
どのようにデータドリブン経営を実践していくべきなのか?実際の成功事例も交えつつ、「実行するための具体的アクション」まで、解説をしております。
是非この機会をお見逃しなくご利用いただき、「2023年からの経営戦略構築」に、ご活用いただけましたら、幸いでございます。
著者情報
株式会社船井総合研究所
ECグループ コンサルタント
中村 勇志Yushi Nakamura
大学卒業後、大手広告代理店に就職。OMOのプロモーション提案を得意とし、トップ営業マンの経歴を持つ。船井総研に入社してからは、RPAとBIツールを利用したデータを駆使し、「売上を上げるためのデータ活用」を中心に行う。これまで、自動車・不動産・保険代理・アミューズ・ゼネコン・アパレル・小売・士業など、のべ50社にも及ぶ幅広いクライアントのDXと業績アップに貢献している。
共同著書:「担当者になったら知っておきたい 中堅・中小企業のための「DX」実践講座」
寄稿記事:NewsPicks「RPAを活用して業績を伸ばす方法」2021年6月など
その他:2021年度船井総合研究所ベストコンサルティング賞3位受賞