デジタルマーケティングはオンライン上で顧客とつながることを目的としてメールや広告、WEBサイトなどの様々なチャネルを活用して行われます。
デジタルマーケティングを行う上では顧客IDを管理する必要があり、そのためにダウンロードコンテンツやクッキー情報を活用して顧客情報を収集し、ターゲット顧客別に最適なアプローチを行っていきます。
顧客情報を取得するために行われていることとして一番多いのが、ダウンロードコンテンツ(例:eBook)を作成してWEBサイト上で申込みフォームを作成する手法です。
メールアドレスが取得できることによってメールマーケティングを行うことができるようになります。
ただし、ダウンロードコンテンツを作ったとしても認知されなければ誰もダウンロードしてくれないので作成した意味がありません。
SNSを活用することも大切ですが、まずは検索エンジンの最適化(SEO)が重要だと考えております。
WEBで検索している人はすでにニーズが顕在化しており、ニーズが満たされる有益な情報を求めています。
だからこそ自身のニーズが満たされるコンテンツがあればダウンロードを行う可能性が高いのです。
では具体的に検索エンジンの最適化(SEO)には何が必要なのかというと大きく2つの対策があげられます。
①内部対策(マイナスを0にする)
内部対策では、検索エンジンが情報を調べやすいようなWEBサイトの構造になっているか(サイトマップ、タグ構造)、また、ペナルティの対象となるようなことがないか(404エラー:ページが存在しない、重複コンテンツ)確認する必要があります。
②コンテンツマーケティング(0からプラスにする)
ユーザーに有益な情報を提供できているWEBサイトが評価されやすくなります。サイトテーマに沿った内容のページを量産することにより、検索エンジンが高頻度でサイトに訪れてくれて上位表示されやすくなります。
上記の2つを意識して取り組んだことで、サイトを0から立ち上げて1年後に自然検索のみで月間10万セッション数を超えるメディアサイトになりました。
WEB上に掲載したコンテンツはなくなるのではなく、ずっとストックされていくものですので今後も安定して多くの人にアプローチできます。
デジタルマーケティングの第一歩として、まずはコンテンツ作成と自然検索の最適化(SEO)から始めてみてはいかがでしょうか。
著者情報
株式会社船井総合研究所
ECグループ アソシエイト
横窪 勇太Yuta Yokokubo
明治大学政治経済学部を卒業後、2020年に船井総合研究所に新卒で入社。入社以来一貫してデジタルマーケティングに従事し、これまで、士業・保険代理店・自動車・食品・小売・不動産・専門サービス業のWeb・SNS広告運用、Webサイト・メディアサイト立ち上げ・活性化などを経験。2021年よりBtoB、BtoC向けのEC立ち上げ・活性化を中心に行っている。