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2022.01.29

『3A』概念を知ることが、 WEBマーケティング成功の肝!

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WEBマーケティングに力を入れている企業様にとってここ数年の「Google広告」の変化に驚かれているのではないでしょうか。

「WEBの反響が激減した」「広告費の膨張を防ぎたい」など事業に大きな影響を及ぼしているものも多いです。

WEBのことはさっぱりという経営者の方もWEBマスター(社内のWEB担当)に確認しながら「Google広告」最前線を事業として捉えていきましょう

以前、こちらのメルマガでも『3A』という概念をご紹介させて頂きました(3Aとは「Audience」「Automation」「Attribution」の頭文字をとっての呼称)。

今や「Google広告」の基本とも言われる『3A』ですが、WEBマスターが、従前のやり方を踏襲したままで未対応という企業様も多く見受けられます。

『3A』の概念の根底には、「機械学習」を活用してよりデータに基づいた広告戦略を構築するために行われています。

日々広告予算が膨らんでいる(費用対効果が悪化している)、WEBマスターが管理画面と常ににらめっこしていると言った企業様は要注意ですので以下をご承知おきください。

改めて、『3A』を知って頂き、自社のWEBマスターと状況の確認を行ってみてはいかがでしょうか。

「Audience」とは、認知の次の「購入意欲の刺激」や「行動の後押し」を促すための取り組みです。

類似ユーザーや購買意向の高いユーザーに向けて広告施策を行っていく取り組みです。

商品やサービスを認知させたあとの取り組みとしてはもちろんのこと、リーチ獲得に向けてユーザーをより深く分析した上で広告の費用対効果を高めるのに役立つ機能です。

「Automation」とは、マーケティングの目標に合わせて、入札戦略を自動化するというものです。

「露出」「サイト誘導」「コンバージョン(問い合わせ・購入)」等の目標に合わせて、自動で入札をしていくというものです。

自動入札も2019年に入り、精度もかなり高くなっており、広告も自動で組み合わせるというレスポンシブ型広告も広がってきています。

拡張テキスト広告とレスポンシブ広告の組み合わせを推奨しておりますので、このあたりも「機械学習」を活用して、自社では実施しきれないA/Bテストやクリエイティブの見直しを実施していきましょう。

「Attribution」とは、タッチポイントを把握した上で貢献度を理解して、予算を分配していくというものです。とても、わかりやすく紹介している動画があり、ぜひ30秒ですので御覧ください。

https://youtu.be/yMGGxnRtdtU

(1)「近くのプール」 (2)「近くの子供プール」 (3)「近くの滑り台があるプール」というように3回の検索の中で行動を決定していることがわかります。

(3)を「ラストクリック」と言いCV(コンバージョン)キーワードとして設定してきたのがこれまでのマーケティングですが、(1)や(2)を経ての(3)というように、各タッチポイントの貢献度を評価し、広告をかけていくというのが今の最先端です。

CVの値管理というような言われ方もしています。

これら『3A』の概念の重要度は、事業におけるライフサイクルにより異なります。

競合や頭打ちを感じられる場合は、これらの取り組みでユーザーを広げ、より重要なところへの予算配分が必要となってきます。

 

著者情報

横窪 勇太

株式会社船井総合研究所
ECグループ アソシエイト

横窪 勇太Yuta Yokokubo

明治大学政治経済学部を卒業後、2020年に船井総合研究所に新卒で入社。入社以来一貫してデジタルマーケティングに従事し、これまで、士業・保険代理店・自動車・食品・小売・不動産・専門サービス業のWeb・SNS広告運用、Webサイト・メディアサイト立ち上げ・活性化などを経験。2021年よりBtoB、BtoC向けのEC立ち上げ・活性化を中心に行っている。