0120-958-270
コンサルティングに関して
皆さん、こんにちは。
船井総合研究所の安藤です。
EC経営.comではEC事業者様向けのお役立ち情報を発信しています。
EC事業者様、これからEC参入をご検討の事業者様はぜひ、ご一読ください。
本コラムではAmazonタイムセールの種類や対策方法、注意点について解説します。
Amazonタイムセールの種類とその特徴
Amazonでは大型のセールイベント以外にも、
定期的に「特選タイムセール」や「数量限定タイムセール」が開催されています。
また、これらのタイムセールを拡大した「タイムセール祭り」開催時は多くの顧客がサイトへ訪問します。
売上を拡大させるにはこれらのタイムセールを上手く活用することが重要となります。
まずはそれぞれのタイムセールの特徴を解説していきます。
特選タイムセール
数量限定タイムセール
「数量限定タイムセール」は、その名の通り、販売数が限定された商品が対象となるセールです。
購入できる数量に限りがあるため、商品ページでは「85％カートに追加済み」などのリアルタイム情報が表示され、
ユーザーはそれを見て購入を急ぐ傾向があります。
このセールに参加するには出品者側の申請が必要で、以下の条件を満たすことが求められます。
・過去にAmazonでの販売履歴があり、星評価が3.0以上であること
・商品が全地域でAmazonプライム対象であること（FBAまたはマケプレプライムを利用）
評価が3.0以上の商品でなければ申請が通らないため、出品商品は常に高評価を維持することが重要です。
タイムセール祭り
タイムセール祭りは、特選タイムセールや数量限定タイムセールを大幅に拡大した形で実施されるイベントです。
通常のタイムセールに比べ、対象商品が大幅に増加し、消費者にとってもお得なチャンスが多く提供されるのが特徴です。
このセールは、大型イベントがない月に行われることが多く、EC事業者にとっても売上を伸ばす絶好の機会となります。
さらに、タイムセール祭りの際にはポイント還元キャンペーンも同時に実施されることがあり、
「20,000円以上の購入で最大7.5％ポイント還元」などのプロモーションが行われることがあります。
これにより、ユーザーはまとめ買いをする傾向が強まり、売上の増加が期待できます。
Amazonでは楽天市場のようにショップ単位でのセールイベントは実施しづらいものの、
商品ごとの価格戦略やポイント還元を活用することで、ユーザーに「買い回り」を促すことが可能です。
効果的なセール対策を練り、タイムセール祭りなどのイベントで売上を最大限に引き上げることを目指しましょう。
Amazonタイムセールの対策方法
商品ページの充実
タイムセールに備えて商品ページを最適化することが大切です。
商品ページが充実していると、セールによるアクセス増加が実際の購入に結びつきやすくなります。
ユーザーは商品ページの情報を元に購入を決定するため、
特にスマホからの閲覧でも見やすいレイアウトや、商品の特徴が伝わる高品質な写真、
そして初めて商品を見るユーザーでも理解しやすい詳細な説明文などの充実度が売上に直結します。
FBAの活用で顧客満足度を向上
効率的に顧客満足度を向上させる手段として、FBA（フルフィルメント by Amazon）の利用が推奨されます。
FBAでは、商品の保管から配送、返品対応まで、Amazonが全て代行します。
これにより、業務負担を軽減するだけでなく、Amazon Prime対象商品として出品できるため、
より多くの顧客にリーチしやすくなります。
タイムセールの注文増加時も、FBAを活用すれば迅速かつ丁寧な対応が可能となり、
リピート購入にもつながりやすくなります。
広告で露出を最大化する
タイムセール前に広告を活用して、商品の露出を増やすことも欠かせません。
広告の活用により上位表示されることで、より多くのユーザーの目に留まり、
アクセスが増えるチャンスを広げられます。
特に費用対効果の高い「Amazonスポンサープロダクト広告」を利用するのが効果的です。
クリック課金型で、検索キーワードに基づき広告が表示されるため、
購買意欲の高いユーザーにアプローチでき、売上の増加に直結するでしょう。
これらの対策を講じることで、タイムセールを最大限に活用し、売上アップを狙いましょう。
また、「いつタイムセールに参加できるのか」を把握しておくことも重要となります。
Amazonの公式サイトやアプリで随時確認し、多くのタイムセールに参加できるようにしましょう！
Amazonタイムセール参加時の注意点
Amazonタイムセールに参加する際は、以下の点に注意しておくことが大切です。
手数料がかかる場合がある
タイムセールの種類によっては、参加手数料が必要になる場合があります。
たとえば、「7日間タイムセール」や「数量限定タイムセール」では手数料が発生することが一般的ですが、
「特選タイムセール」や「在庫処分セール」では手数料がかからないこともあります。
手数料の金額はセールの規模や時期、商品カテゴリによって異なるため、事前にしっかり確認しておくことが重要です。
申請後の価格変更ができない
タイムセール参加の申請を行った後やセール開催中に、価格変更は原則としてできません。
変更しようとすると再申請が必要になることや、参加が取り消されるリスクがあるため、
申請時点で適切な価格設定を行っておきましょう。
バリエーションの変更も不可
申請後に、商品のバリエーション（色やサイズなど）を変更することもできません。
たとえば、申請時に全バリエーションの65%以上がセール対象でなければならない場合、
後から変更することで規定から外れてしまう可能性があるので、
バリエーションを確認してから申請を行うようにしましょう。
各タイムセールで同じ商品が申請できるわけではない
タイムセールに参加できる商品は、Amazonのアルゴリズムやトレンドなどに基づいて決定されます。
そのため、以前参加できた商品が次回のセールに申請できる保証はありません。
タイムセールごとに申請可能な商品を確認し、準備を進める必要があります。
在庫の確保が必須
タイムセール中は通常時よりも多くの商品が売れる可能性が高いため、
事前に在庫をしっかり確保しておきましょう。
売り切れになるとAmazonでのSEO評価が下がり、検索順位にも悪影響を及ぼす可能性があります。
また、セールで良い印象を与えることでリピーターの獲得も期待できるため、
タイムセール後の売上増加にもつながりやすくなります。
まとめ
本コラムではAmazonタイムセールの種類や対策方法、注意点について解説してきました。
今回紹介したポイントを押さえ、準備を万全にしてAmazonタイムセールを最大限に活用しましょう。
また、弊社ではAmazonへの販売のサポートをはじめ、EC全般のサポートをさせていただいております。
EC事業へご興味をお持ちの方、EC事業をどう進めていけばよいか分からないという方
これからAmazonへの出品を開始される方やご検討中の方、Amazonでの販売に伸び悩んでいる方
無料でご相談を承っておりますので、ぜひお問い合わせください。
ダウンロードレポート一覧
Amazon攻略のためのポイント3選と売上拡大のロードマップ
本レポートでは、主にAmazonを攻略していくためのブランド登録や広告運用、FBAの活用についてまとめております。
Amazonだけでなく、EC業界全体の動向から業績に応じたアクションなど細かい部分までまとめておりますので、
気になる方はぜひ、ご一読ください。
【こんな方におすすめ】
・ECを始めたいけど、始め方がわからない
・Amazonに興味がある
・異業種だけど、今後ECに参入していきたい
・ECを第二の収益柱にしたい
モールEC 時流予測レポート2024 ～今後の見通し・業界動向・トレンド～
本レポートでは、2024年のモールECの運営を行う経営者が最短ルートでモールECの売上を改善する方法を身に着ける事が出来ます。
モールECで販売中の方、販売を検討中の方は是非、ご一読ください。
【こんな方におすすめ】
・モールECの売上改善をしたいと思っている経営者
・新たにモールECへの参入を行いたいと思っている経営者
・モール別に最適な販売方法を知りたいと思っている経営者
【EC業界】コスメOEM商品開発のポイント！データドリブンな開発とは！？
本レポートでは、レッドオーシャン化しているコスメのEC販売において勝ち抜くことのできる商品開発のポイントを解説しております。
本レポートをお読みいただければ、貴社の利益率の改善と集客・売上アップのためのノウハウが分かります。
是非ご一読ください。
【こんな方におすすめ】
・コスメの商品開発を考えている
・OEM商品開発を検討中・興味がある
・EC事業を行っているが粗利率が低い
・ECで販売している商品はいい商品なのに売れない
・コスメのEC販売に新規参入したい
著者情報
株式会社船井総合研究所
安藤 裕摩Yuma Ando
愛知県出身。
2024年に新卒で船井総合研究所に入社。
入社以来一貫してデジタルマーケティングに従事し
Amazon参入に伴う市場調査、OEM商品開発からEC事業の立ち上げに伴う業績アップ・活性化支援を中心に携わる。
