皆さん、こんにちは。

船井総合研究所の安藤です。

EC経営.comではEC事業者向けのお役立ち情報を発信しています。

EC事業者様、これからEC参入をご検討の事業者様は是非、ご一読ください。

今回のコラムではAmazon広告の特徴とメリット、Amazon広告の種類について解説します。

 

Amazon広告の特徴とメリット

Amazonで自社商品を販売する際、SEO対策と共に欠かせないのがAmazon広告です。

Amazon広告の特徴はAmazonの検索キーワードでターゲティングができるため

購買意欲の高い顧客層にアプローチできることです。

購買意欲の高い顧客層へのアプローチが【高い費用対効果】を生み出します。

Amazon広告の中の一つに検索上位に表示されるスポンサープロダクト広告があります。

スポンサープロダクト広告を実施した商品は販売実績や評価が高くなくとも、お客様の目に止まる可能性が高まります。

特に自社商品を販売する場合には、商品を軌道に乗せるためにも広告の運用が必須となってきます。

 

Amazon広告の種類

Amazonには大きく分けて4つの広告があります。

1.スポンサープロダクト広告

2.スポンサーブランド広告

3.スポンサーディスプレイ広告

4.Amazon DSP

これらの4つの広告について詳しく解説していきます。

1.スポンサープロダクト広告

このスポンサープロダクト広告はAmazonで一番主流な広告となっています。

上のAmazon広告の特徴とメリットで説明したように、検索キーワードや商品、カテゴリー、ブランドを

指定して、Amazonの検索結果や商品詳細ページに広告を表示する広告です。

また、広告らしさが薄く、ページに馴染みやすく、クリックされやすいという特徴があります。

ここで重要となってくるのが検索キーワードや類似商品の選択です。

キーワードの設定をすることで、下記図のような様々なキーワードの検索に販売する商品を表示させることができます。

下記図のような出品する商品の類似商品を設定することで

設定した類似商品の検索にも販売する商品を表示させることができます。

また、スポンサープロダクト広告の出稿方法はオート（Amazonにお任せ）とマニュアル（自分で設定）の2種類あり

費用対効果を考えるとマニュアルでの運用がおすすめになります。

マニュアルとは言っても、簡単に設定可能ですので是非お試しください。

2.スポンサーブランド広告

スポンサーブランド広告とは検索結果ページや商品詳細ページに表示される検索連動型の広告であり

掲載箇所がユーザーの目に止まりやすく、ブランド自体の認知向上を図ることができます。

掲載される場所

▼検索結果ページの上部

▼商品詳細ページの下部

広告フォーマットの選択

Amazonスポンサーブランド広告は、下記3つの表示形式を提供しており

目的に応じてフォーマットの選択が可能です。

・商品コレクション

商品コレクション広告は、ブランドロゴやキャッチコピー、カスタム画像に加えて

最大3つの商品を選んで表示できるフォーマットです。

これにより、ブランドイメージの強化と同時に特定商品の宣伝も可能となります。

・ストアスポットライト広告

ストアスポットライト広告は、ブランドのストアページへ直接誘導する広告形式です。

この広告は、ストア内の3つのサブページをリンク先として設定でき

ユーザーがクリックすると該当するストアページに移動します。

ストアページを充実させている場合や特定のページへ誘導して

ストア内でのコミュニケーションを促進したい場合に活用できます。

・動画

動画広告は商品の特徴や使い方を動画で示すことで、視覚的な情報を提供できる広告フォーマットです。

ユーザーの理解を深め、購買意欲を刺激することが可能で

ユーザーが広告をクリックすると商品詳細ページやブランドのストアページに遷移します。

3.スポンサーディスプレイ広告

スポンサーディスプレイ広告は画像と動画の2種類あり、表示される場所が非常に多岐にわたります。

Amazon内では、商品詳細ページ、カスタマーレビューの横、検索結果ページ上

そしておすすめ商品の下などに広告が表示されます。

ユーザーが商品を探す際に目に留まりやすい場所にも表示されるため、視認性が高いのが特徴です。

また、このスポンサーディスプレイ広告はターゲティングを設定するだけで、追加素材を準備せずとも配信ができます。

特に選択した項目に該当する商品詳細ページを閲覧したユーザーをターゲティングすることができる閲覧リマーケティングや

選択した項目に該当する商品を購入したユーザーをターゲティングすることができる購入リマーケティングは

商品の購入や再購入、関連商品の購入につながるため、購入単価を重視する場合はおすすめになります。

4.AmazonDSP

・AmazonDSP

Amazon DSPは、Amazon外にも広告を表示できるため、

「外部から集客できる広告」として特に注目されています。

Amazon DSPの特筆すべきポイントとして、以下の3点があります

1.Amazonの膨大な閲覧・購買データを活用した広告配信が可能

2.Amazonで商品を販売していない広告主も利用可能

3.ブランドセーフティ機能がある

特に注目すべきは、「Amazonで商品を販売していない広告主も配信可能」という点です。

Amazonで販売していない広告主の方でも、次のようなニーズがある場合にAmazon DSPを活用することをおすすめします。

・Amazonユーザーを外部に誘導し、認知度を高めたい

・新商品や注力商品の認知を一気に拡大し、売上を向上させたい

また、Amazon DSPはスポンサー広告と組み合わせて運用することで顧客層を広げることができます。

中長期的に売上を拡大していきたい事業者様は是非お試しください。

 

まとめ

Amazon広告には多くの種類の広告があります。

目的に合わせ、その時々で最適な広告を選び運用していきましょう。

まずは、スポンサープロダクト広告から運用を始め,自社商品をAmazon販売で軌道に乗せましょう！

今後ともECに関するお役立ち情報を発信して参ります。

 

また、弊社ではEC全般のサポートをさせていただいております。

EC事業へご興味をお持ちの方、EC事業をどう進めていけばよいか分からないという方

これからAmazon広告の運用を開始される方、ご検討中の方は

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