みなさま、こんにちは！
船井総合研究所の井筒です。

さて今回のコラムですが、

”　サブスクのきほん vol.1～まず最初に決めること編　”
と題して、お送りいたします。

これまでのサブスク通信でも、
サブスクの情報や抑えていただきたいポイントをお伝えしてきました。

今回は改めて、
サブスクをまだはじめていない会社が、
まず最初にどんなことを決めたらいいのか、という視点でお伝えいたします。

今回はこの軸を元に考えていきます。

まずは、横軸を見ていきます。
「　サブスクをしている　」か「　サブスクをしていないか　」の2択になります。

今回は新しくサブスクをはじめるケースになるため、
「　サブスクをしていない　」という左側のゾーンに該当します。

続いて縦軸を見ていきましょう。
「　収益型　」と「　付加型　」の2択になります。

では、「　収益型　」と「　付加型　」どちらを選ぶのか…？
これによってサブスク事業の方向性が大きく変わっていきます！

上記の図で表しているように、「　収益型　」の場合、WEB上でのサービス提供、
「　付加型　」の場合、店舗でのサービス提供、と捉えていただくのがシンプルです。

ですので、

「　収益型　＝　全国展開を視野に入れた事業　」

「　付加型　＝　足元商圏のお客様にご来店いただく事業　」とも言うことができます。

お客様から見れば、サブスクは支払方法の一つです。
しかし、事業者側から見れば、投資額が一気に変わってきます。

「　収益型　」は当然、サブスクサービス単体での収益化を目指していくため、
在庫を揃えたり、倉庫・物流機能を整備したり、システム・WEBサイトを作成したり、といったように、全国のお客様が大勢使用されても問題なく稼働ができるように随時拡大していかなければなりません。

一方、店舗のサービスの一部をサブスクとして提供する「　付加型　」であれば、
毎月課金がされるサブスク型の課金システムの導入と店舗のメニューPOPを作成するだけでスタートできるので、ハードルが低くサブスクをはじめることができます。
ただし、「　収益型　」と違い、ユーザー数の伸び数には限界がありますので、リターンの金額としては、そこまで大きく跳ねあがらないのも特徴です。

みなさまの今されているご商売が、
全国展開向きなのか？足元商圏向きなのか？

もしくは、全くの新規事業として、新しくはじめる事業なのか？

そういった状況によっても適するパターンが変わってきますので、
サブスクを検討されている方は、参考にしていただけますと幸いです。

＊

サブスク経営フォーラムへご入会いただいた会社さまには、
入会特典として、

「最新サブスクリプションサービス解説付 事例100選　サブスクメニューブック」
をお配りしております。

こちらは「収益型」「付加型」それぞれどういった既存のサブスクサービスがあるのかを知ることができる資料となっております。

メニューブックの中から10個のサービスを厳選して、
ご覧いただける資料をご用意しておりますので、
まだご覧いただいていない方は、ダウンロードいただきまして、
参考にしていただければと思います！

ーーーーーダウンロードはコチラ ーーーーー

本日もお読みいただき、ありがとうございました！

• コラム一覧に戻る