在庫管理についての課題認識はどの程度お持ちでしょうか?
経営相談をしている中でよくお聞きする言葉は、「在庫が実在庫と異なる」「どこにどれだけあるのかわからない」「仕入はほとんどカンと経験で行っている」という声ですが、本質的な在庫の課題はたった二つです。
①売れ筋商品が欠品してしまうこと
②回転率の悪い商品が滞留してしまい倉庫圧迫&在庫金額が膨むこと
です。
これらが起きてしまう原因は、データ管理がそもそもできていない。もしくは、販売に基づいた在庫管理を行うことができていないためです。
前者は解決までに様々なプロセスが必要ですが、後者にはルールがあり、マネするだけで解決できます。
解決するためには、在庫管理の原理・原則である、「売上高構成比と在庫高構成比を等しくする」あるいは、「販売点数と在庫点数を等しくする」の2つを守り続けることです。
しかし、これらを実現するためには、日々の売上データから販売ペースを示す平均日販を算出し、今ある在庫の数量や金額から在庫日数と回転率を算出する必要があります。
これらの数値を一つ一つの商品で計算し、毎月毎週毎日状態を管理するのは現実的ではありません。
そのため、普通はツールを入れることになりますが、在庫のツールは融通のきかないものが多かったり、販売データとの連動に時間を要する場合がほとんどです。
そこで船井総研からの提案がBIを活用することで、簡単に「欠品させない、滞留させない」在庫管理を実現するという方法です。
これまで、実施するには膨大な手間がかかっていたシンプルな原理・原則を、データの力を借りて、実践することができます。
データを活用することで、これまでの業務を「簡易化・効率化・高度化・自動化」する、DX・データドリブン経営を在庫管理から始めませんか?
BI活用の詳細は2023年の在庫管理の時流予測レポートにて公開させていただいております。
是非ご活用ください。
欠品させない!滞留在庫を増やさない!かんたん在庫管理2023 ~今後の業界動向・トレンドを予測~
著者情報
株式会社船井総合研究所
ECグループ コンサルタント
中村 勇志Yushi Nakamura
大学卒業後、大手広告代理店に就職。OMOのプロモーション提案を得意とし、トップ営業マンの経歴を持つ。船井総研に入社してからは、RPAとBIツールを利用したデータを駆使し、「売上を上げるためのデータ活用」を中心に行う。これまで、自動車・不動産・保険代理・アミューズ・ゼネコン・アパレル・小売・士業など、のべ50社にも及ぶ幅広いクライアントのDXと業績アップに貢献している。
共同著書:「担当者になったら知っておきたい 中堅・中小企業のための「DX」実践講座」
寄稿記事:NewsPicks「RPAを活用して業績を伸ばす方法」2021年6月など
その他:2021年度船井総合研究所ベストコンサルティング賞3位受賞