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2022.01.29

「メルマガ」から「LINE@」への媒体アップデートがもたらす効果

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顧客との継続的な接点をデジタル上で持つ上で、今までの一般的な手法は「メルマガ」だったでしょう。

※今でもtoBのビジネスにおいてはメルマガは有効な手法で、弊社でも情報発信のチャネルとして非常に重きを置いております。

ただ、LINEは月間アクティブユーザー8,000万人以上とも言われており、toC向けビジネスにおいて、この大きな情報取得チャネルを活かす方法を検討する必要性が高まってきております。

LINE@のAPIを利用した配信システムを提供している会社様の調べでは、メルマガと比較してKPIに大きな開きが生まれていることが分かっています。

①配信に気づくまでの時間

メルマガが5時間のところ、LINE@なら10分とLINE@の場合、スマホの通知機能があることによって配信した情報に気づくまでの時間は非常に早いと言えます。メルマガの場合、非通知にしていることも多いので、配信に気づくまでにこれだけのタイムラグが生じます。

②開封率

メルマガの開封率が10%~30%のところ、LINE@なら60%と上記の①にも関連しますが、タイムリーに情報を確認できるため、LINE@の方が開封率が高まります。どれだけ有益な情報を提供しても顧客が情報に触れて初めて価値となるため、この開封率の差は非常に大きいと言えます。

③クリック率

最後に配信内容の中にあるURLのクリック率ですが、メルマガが5%~10%のところ、LINE@なら25%となります。メルマガをメルマガ文章のみの情報提供で考える事業者の方が少ないと言えますし、最終的なサービス案内となると、メルマガ文章で収まり切らないため、自社サイトへ誘導するのが一般的でしょう。

ランディング先のページのコンバージョン率が変わらないという前提であれば、②開封率×③クリック率で「メルマガ:0.5%~3%」「LINE@:15%」と5倍~30倍と非常に大きな差が生まれます。

toC向けの情報発信として「メルマガ」を実施している事業者様は一度LINE@への媒体アップデートを検討してみてはいかがでしょうか。

著者情報

横窪 勇太

株式会社船井総合研究所
ECグループ アソシエイト

横窪 勇太Yuta Yokokubo

明治大学政治経済学部を卒業後、2020年に船井総合研究所に新卒で入社。入社以来一貫してデジタルマーケティングに従事し、これまで、士業・保険代理店・自動車・食品・小売・不動産・専門サービス業のWeb・SNS広告運用、Webサイト・メディアサイト立ち上げ・活性化などを経験。2021年よりBtoB、BtoC向けのEC立ち上げ・活性化を中心に行っている。