最近店舗型ビジネスを展開するお客様を中心にGoogleMap対策(MEO対策)について、その有効性を訊かれることが増えてきました。Google社がパートナー企業に対して打ち出している戦略の中にも「Local」=「地方でのWeb戦略」、「現地」といったメッセージが含まれており、益々GoogleMap対策の重要性が増しております。
実際にGoogleMap対策を行っている店舗型ビジネスのクライアント様は対策三か月で新規客数が2倍になる等、高い効果をあげております。では、GoogleMap対策で成果を出すポイントは何なのか?という点を下記に記載いたします。
①店舗名に検索キーワードを含めているか
→不自然なキーワードの羅列はスパムと見なされて修正が加わる可能性が高い
→ GoogleMap対策だけでなく、顧客認知時のイメージを変えていくために店舗名自体を変更する場合もある(例:歯科医院の名前に「矯正歯科」「こども歯科」を加える等)
②Googleマイビジネスの入力項目を抜けもれなく登録できているか
→ビジネス名、ビジネスカテゴリ、住所、電話番号、HPのURL、説明、写真、ストリートビュー、Q&A、投稿
③上記の項目の中に検索キーワードが含まれているか
④口コミの数と評価の質
→口コミ数10件以上になると効果を実感し始めることが多い
さらに細かい対策方法はありますが、上記4点を抑えておけば大枠は問題ありません。
①~③の自社で登録する箇所はマストで充実化を図っていただくこととして、④のお客様の口コミ収集のところで躓く企業様が多いことも事実です。翻ると競合他社もそこで躓くことが多いので、この流れをルーティン化することでGoogleMap上で大きな差別化を図ることができます。
口コミ収集のポイントとしては①口コミを取集することが企業活動として重要であることを、従業員に認識してもらう②少なくてもいいので、継続的なお客様への声掛けを継続する③口コミ収集をルーティン化させる。といったことがポイントとなります。
ぜひ上記のポイントを意識して、貴社でのGoogleMap対策を実施していってください。
著者情報
株式会社船井総合研究所
ECグループ アソシエイト
横窪 勇太Yuta Yokokubo
明治大学政治経済学部を卒業後、2020年に船井総合研究所に新卒で入社。入社以来一貫してデジタルマーケティングに従事し、これまで、士業・保険代理店・自動車・食品・小売・不動産・専門サービス業のWeb・SNS広告運用、Webサイト・メディアサイト立ち上げ・活性化などを経験。2021年よりBtoB、BtoC向けのEC立ち上げ・活性化を中心に行っている。