■モチベーションアップにつながったオフィス事例

 

「社員のモチベーションを上げたい」「やる気を引き出す方法がわからない」

といったお悩みを抱えている経営者の方は少なくありません。

社員のモチベーションを高めるために給与や福利厚生などの待遇、評価制度、社内イベント開催など様々な手法があります。

最近では、社員のモチベーションを上げる方法として“オフィス“に投資することが注目され初めています。

 

中小企業でも社員のモチベーションを高めようと、オフィス環境に投資する企業が増えてきました。

オフィス環境に投資をして社員のモチベーションを高めた事例をいくつかご紹介します。

 

 

１．その日の気分や業務に合わせて働く場所を自由に選べるよう執務スペースに様々なワークスペースを設置したところ、

取り組み前と比べて「仕事に対するモチベーションが向上した」と回答した社員が3倍に増えた

 

２．オフィスにお客さまを招いた際に好印象を持ってもらうため、エントランスと打ち合わせスペースに投資したところ、

「良いオフィスだね」という声を頂くことが増え、社員が商談や打ち合わせなど積極的に取り組むようになった

 

３．オフィスの壁に自社のミッションや社員個人の目標を書き込み、全員の目標を見える化したところ、

会社との繋がりを強めると同時に目標に対しての意識が高まり、仕事に対するモチベーションが向上した

 

 

このようにオフィス環境への投資をきっかけに、

社員のモチベーションアップに成功した中小企業の事例は多くあります。

 

 

■モチベーションが上がるオフィスとは

 

「モチベーションアップにつながるオフィス」と言っても、その基準は人によって異なります。

しかし、すべてに共通することは「快適で働きやすいオフィス」が良いオフィスであるということです。

社員にとってオフィスとは１日の大半を過ごす環境です。

そのオフィスが「働きづらいオフィス」の場合、会社全体の生産性を低下させる危険性があります。

オフィス環境はオフィスで過ごす社員のモチベーションや社員満足度に大きな影響を与えます。

オフィス環境に投資して、社員のモチベーションが上がる「快適で働きやすいオフィス」を創りましょう！

 

そこで今回は、社員のモチベーションアップにつながるオフィス創りの3つのポイントをご紹介します。

 

 

■モチベーションアップにつながるオフィス創りの3つのポイント

 

(１)社員が自慢したいと思えるオフィスをつくる

一番重要なことは「お客さまや家族、友人に自分の会社やオフィスを自慢したいと思えるか」です。

自分のオフィスが人に自慢できる「快適で働きやすいオフィス」であれば、

それだけで社員のモチベーションを上げることができます。

その他にも、自慢できるオフィスを創ることで採用力の強化や企業のブランディング効果も期待できます。

オフィスへの投資は業績向上が狙える経営戦略です。社員が自慢したいと思えるオフィスを創りましょう。

 

(２) 気分や仕事内容に合わせて働く場所を自由に選べるオフィス

今までのオフィスは、自分の席が決まっている固定席のスタイルが一般的でしたが、

最近では、仕事内容に合わせて働く場所や机などを選ぶ働き方が注目されています。

実際に、社員に働く場所の選択肢をたくさん与えることにより、

社員の業務パフォーマンスやモチベーションが上がるといった調査結果があります。

社員のモチベーションを高めるためにも、様々なワークスタイルをオフィスに取り入れましょう。

 

(３)目指す姿をオフィスに表現する

壁紙やパーティションなど、オフィスの内装から「自社らしさ」「社風」をPRすると、

社員のモチベーションを向上させる効果が期待できます。

代表的な手法は「オフィスのエントランスに自社のロゴを掲示する」

「オフィスの壁紙やパーティションをコーポレートカラーで統一する」

などがあります。

その他にも、最近では「オフィスの壁やパーティションに自社のミッションや社員個人の目標を掲示、

ペイント、印刷する」という手法も注目されています。

会社の目指す姿や個人の目標を見える化することで会社との繋がりを強めると同時に

目標に対しての意識を高めることができます。

 

このようにオフィス環境を工夫することにより、社員のモチベーションを向上させることができます。

社員のモチベーションを上げて本来の力が発揮できるオフィスを創りましょう！

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