船井総研ロゴ

EC経営.com

2024.10.03

【Qoo10】成功店とは何が違う? 成功店から学ぶ意識すべきポイントについて

【Qoo10】成功店とは何が違う? 成功店から学ぶ意識すべきポイントについて

皆様、こんにちは。

船井総合研究所の高田です。

いつもコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

本コラムではEC事業者さまだけでなく、EC事業への参入を検討されている事業者さまにも
役立つ情報を発信しています。

はじめに

現在、Qoo10には出店しているものの、売上が思うように伸びず悩んでいる経営者の方は多いのではないでしょうか。

競争が激しい現代のEC市場は、ただ商品を並べるだけでは結果を出すことは不可能です。

しかし、正しい戦略とアプローチを行うことで、売上を伸ばしていくことができます。

本コラムでは、

①成功ショップから学ぶ意識すべきポイント

②ヒット商品を作るための商品ページ

③SEO対策において押さえるべき基本ポイント

上記の内容で

売上向上のために欠かせない秘訣を具体的に解説し、Qoo10で成長していくためのヒントをお届けします。

成功ショップから学ぶ意識するポイント

モール仕組みを理解する

月商100万円を超えるショップの多くは、モール仕組みを理解しています。

成功店は商品登録をした直後の初期段階で閲覧数を増やすことに集中し

ある程度の閲覧数が獲得できると、コンバージョン率を上げる対策を講じていきます。

そうして売上が増えていくことで、検索結果での表示順位が向上し

商品がランキングに載ることで、より閲覧数が増え

転換率が上がるという好循環が生まれます。

この好循環を理解することで、今自社の商品に足りない要素が明確になり

売上を拡大していくために必要なアクションが明確になります。

Qoo10の会員属性の把握

成功しているショップは、Qoo10のユーザー層を理解しています。

Qoo10は総合ECモールの中でも特殊なユーザー構成をしており、

約8割弱が女性ユーザーで、そのうち10~30代の若年層が約7割を占めています。

特にZ世代の顧客層が多く、トレンドに敏感な女性たちが主なターゲットのため

Qoo10ではトレンドを常にキャッチし、活用していくことが成功店への道となります。

売上が伸びやすい大型セールの活用

成功店は、売上が伸びやすいタイミングもしっかり把握しています。

特に「メガ割」は売上がピークに達しやすい期間であり、毎年4回、四半期ごとに開催され

このタイミングに向けて入念な準備を行い、成果を最大化させることを目指しています。

売れ筋の商品がメガ割期間中にさらに売れることで

検索順位が向上し、ランキング入りする可能性も高まるので

その後も継続して売上を伸ばしていくことができます。

入念な準備をすることで売上の基盤をしっかりと築いているのです。

 

メガ割についての詳しいコラムはこちらをご覧ください

【Qoo10メガ割!】大目玉セール!短期間で売上急成長のためにやること

ヒット商品を作る意識

ヒット商品を生み出すことには多くのメリットがあります。

ランキング上位に掲載されることで

多くの新規顧客を短期間で獲得でき、将来的なリピート購入も期待できます。

また、広告に頼らずに自然検索やランキングページからの流入が増えることで

売上があがり、出品者のランクが上がっていくことで

在庫管理や発送が容易になることもヒット商品を持つメリットの1つです。

さらに、Qoo10が無料で行うプロモーション枠に掲載される可能性が高まり

追加の売上増加が期待できます。

ヒット商品を作るための売れる商品ページとは?

キャッチコピー

ページの冒頭には、インパクトのあるキャッチコピーを設置することが必要不可欠です。

キャッチコピーは、ユーザーが商品ページを訪れた際に瞬時に商品の魅力を伝える役割を担い

限られた時間の中で、商品に興味を持ってもらうための短く強いメッセージが求められます。

ページの上部に配置し、ユーザーの興味を引きつけましょう。

商品の特徴と効果の訴求

商品ページでは、商品の具体的な特徴とその効果を簡潔に伝えることが大切です。

商品の特性をシンプルにまとめ、その特性がどのような結果をもたらすかを具体的に記載しましょう。

信頼性の担保

商品ページには、信頼性を高めるための情報を提示することも重要です。

第三者機関の認証やテスト結果などの

客観的な証拠を提示することで、ユーザーの信頼獲得に繋がります。

主張だけでなく、それを裏付けるデータや証明を示すことで

ユーザーに安心感を与え、購買意欲を高めることができます。

レビューの効果

顧客レビューや実際の使用感を掲載することで

商品の信頼性を高め、購買意欲を喚起する効果があります。

実際のユーザーの声を通じて、購入に迷っている人の背中を押すことができ

コンバージョンに繋がりやすくなります。

コンバージョン率を上げるためのポイント

商品ページが完成後、次の5つのポイントを押さえることでコンバージョンにつなげやすくなります。

①キーワード

商品名には、検索エンジンでの上位表示を狙った重要なキーワードを前半に配置します。

検索結果で目に留まりやすくするためには、最初の部分に目立つキーワードを含めることが有効です。

② 広告文の利用

商品名の下に表示される広告文には、送料無料や即日発送などの

プロモーション情報を盛り込み、見やすく整理しましょう。

③ショップクーポンの発行

ショップクーポンを提供することで、他商品と比較検討しているユーザーに対して

クーポン付きの商品は魅力的に映ります。

小額でも、クーポンを設定することを検討しましょう。

④ 豊富なプロモーション・広告の活用

ページのアクセス数を増やすためには、キーワードプラスや

1日最低100円から利用できるパワーランクアップの活用が有効的です。

また広告を通して売り上げが発生した場合に

手数料が課金される仕組みの広告のスマートセールスなどもあり

種類が豊富なため、様々なアプローチが可能です。

その他タイムセールや今日の特価、メガ割AD、Q-specialプレミアムなど

特集ページ掲載型の広告の活用もアクセス数の向上に効果的です。

それぞれの商品特性に合わせた広告運用を駆使することで

コンバージョン率を上げていくことができます。

 

プラス展示についての詳しいコラムはこちらをご覧ください。

【Qoo10で商品をアピール!】豊富な広告・プロモーションの種類について解説!

SEO対策において押さえるべき基本ポイント

商品名で大事なのは冒頭20~30文字

商品名は最大100文字まで入力できますが

モバイル/アプリの検索結果では最初の20~30文字しか表示されません。

そのため、商品名の冒頭に目を引く重要なキーワードを配置することが重要です。

検索ワードの活用

商品登録時に最大10個の検索ワードを入力することができることにより

商品が検索結果で上位表示される可能性が高まります。

他のECモールからデータを一括登録する際に

検索ワードが未入力になる場合があるので、注意しましょう。

適正なカテゴリー選択

商品を登録する際には、適切なカテゴリーを選ぶこともSEOにおいて重要です。

カテゴリー選択は検索結果で上位表示されるための要因となり

無関係なカテゴリーへの登録はペナルティの対象となるため、注意しましょう。

まとめ

月商100万円を突破しているショップは、売上アップのための仕組みやSEO対策をしっかりと実践しています。

特に、Qoo10ユーザーの属性を把握し

メガ割などの販売ピークに向けて戦略的な準備を進めることが成功のカギとなります。

また、SEO対策では、商品名や検索ワード

適切なカテゴリー設定が検索順位を上げ、売上に直結する重要なポイントです。

今回紹介した売上向上のためのヒントやSEO対策を参考に次のステップへと進んでいきましょう。

また、弊社ではEC全般のサポートをさせていただいております。

EC事業へご興味をお持ちの方、EC事業をどう進めていけばよいかわからないという方は

無料でご相談を承っておりますので、是非お問い合わせください。

>>無料経営相談はこちらをクリック

 

ダウンロードレポート一覧

Amazon攻略のためのポイント3選と売上拡大のロードマップ

本レポートでは、主にAmazonを攻略していくためのブランド登録や広告運用、FBAの活用についてまとめております。

Amazonだけでなく、EC業界全体の動向から業績に応じたアクションなどの細かい部分までまとめておりますので、

気になる方は是非、ご一読ください。

【こんな方におすすめ】

・ECを始めたいけど、始め方がわからない

・Amazonに興味がある

・異業種だけど、今後ECに参入していきたい

・ECを第二の収益柱にしたい

>>無料ダウンロードはこちらをクリック

 

【2024年最新版】EC参入・活性化時流予測レポート

本レポートでは、2024年を象徴するビジネス集客の3つのキーワード

「ユニファイドコマース」「ライブコマース×インスタコマース」「データフィードマーケティング」に関する詳細な説明をするとともに

2024年新規EC参入のポイントや売上を伸ばすためのお取組みロードマップについても解説いたします。

【こんな方におすすめ】

2024年のEC業界の動向を知りたい

2024年EC事業を伸ばすためにどうすればいいか知りたい

既存の事業で成熟期を迎えている

新しい事業の柱としてECを検討している

第二本業を新たに作りたい

>>無料ダウンロードはこちらをクリック

 

コスメEC通販ビジネス

船井総研では年々ECビジネスへのお問い合わせが増えております。

その中でも直近では全く異業種からの問い合わせが増えてきており商品開発からEC参入までを

一貫して行いたい会社様に対しての考えからや業界の理解等必要最低限な内容を記載しております。

【こんな方におすすめ】

WEB通販に参入したいが商材がない方

既存の展開では業績が頭打ちとなり次の一手を探している方

WEB通販に参入したが伸び悩みのある方

低投資で年間1億円のビジネスモデルを模索している方

>>無料ダウンロードはこちらをクリック

著者情報

高田 陸

株式会社船井総合研究所

高田 陸Riku Takada

神奈川県出身。
駒澤大学を卒業後、2024年新卒で船井総合研究所に入社。
入社以来、デジタルマーケティングのサポートに従事し
モールEC参入に伴う市場調査をはじめとするEC事業の立ち上げに携わる。